こんばんわ!Dcom副支配人です。
今回は、メクトロン社Piezosurgery®touch の専用のチップ、クラウンプレップチップのご紹介です。
審美性が求められている昨今、色々な先生方から歯冠補綴のマージン部形成に強いストレスを感じているという声をよく聞きます。
ある先生は、Piezosurgery®touch で使用するクラウンプレップ用チップとの出会いにより,大きな安心感を得る事が出来たとおっしゃっていました。
その理由とは2点。
クラウンプレップ用チップを使用するタイミングは,マージン部の最終仕上げ時にです。
始めは、ダイヤモンドバー等で支台歯形成し、スムースにする為に使用するというようなイメージです。
クラウンプレップはもちろん、振動で削ります。よって回転による圧排コードの巻き込みも無く、ストレスフリーでマージン形成が可能となります。
これが1点目。
次に2点目。
ピエゾサージェリーの特徴である、軟組織のダメージを最小限に抑えることができることにより、マージン形成時、出血との煩わしさからも解放されます。
最後にポイントとしては、肉眼では無く、マイクロスコープを使用することにより、より理想のマージン形成が可能となります。
上記のテクニックにおいて
山崎長郎先生
ご執筆の論文
「クラウンプレップを用いた繊細な補綴物制作に向けた低浸襲治療」
がクインテッセンス2015年4月号に記載されておりますのでご参考にしていていただければと思います。