東京デンタルショーで生涯研修セミナー“インプラント周囲病変の対応とメインテナンス 五味一博歯周病学講座教授 講演ウエルテック株式会社”を聴講してまいりました。
純チタンよりもチタン合金の方が耐食性が強い。
低濃度のフッ素であれば、チタン/チタン合金は腐食されることはないと考えられるが、口腔内で考えられる環境として、低酸素の状況下(ポケットの中など)、低pH環境(炎症が発生している部位や、ミュータンス菌が発生する酸など)では、チタン/チタン合金でも腐食が進む場合がある。
このような考え方もあります。
また、講演内でチタン製のインプラントへのプロービングの話が出ましたが・・・
「インプラントのプロービング圧は天然歯(20~30g)よりも弱く10~20gで行う」。
「鶴見大学の歯周病学講座でも、YDMのプラスチックプローブを使っている」。
「スケーラーチップはガルバニック電流を生じて金属腐食を起こさない(同種の)チタンかプラスチックが望ましい」
などもお話しされておりました。